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ペットの病気(狂犬病)

伏せ姿の犬

犬を飼っている方に義務付けられているのが狂犬病予防接種です。 毎年、役所から案内が届いて予防接種は受けているけど、本当に必要なのかな、 と思われる方もいることでしょう。
日本の場合は1957年から発症例がないのですから、必要性が分かりにくいのかも しれません。
しかしながら、発症すれば死亡率100%の恐ろしい感染症なのです。

犬の病気

◆ 狂犬病(感染症)
狂犬病について、参考となる記事を紹介します。(出典:ウィキペディア(Wikipedia))

狂犬病(きょうけんびょう、英rabies)は、狂犬病ウイルス(rabies virus:ラブドウイルス科リッサウイルス属)を病原体とするウイルス性の人獣共通感染症。 毎年世界中で約5万人の死者を出している。水などを恐れるようになる特徴的な症状があるため、恐水病(または恐水症)と呼ばれることもある。家畜伝染病予防法に基づく家畜伝染病の一つである。

狂犬病の原因
名称からは「犬だけの病気」と考えられがちであるが、狂犬病ウイルスはヒトを含む総ての哺乳類に感染するので、イヌだけではなく、ネコ、アライグマ、スカンク、キツネ、コウモリなどから感染することもある。一般には感染した動物の咬み傷などから唾液と共にウイルスが伝染する場合が多く、傷口や目・唇など粘膜部を舐められたりした場合にも非常に危険性が高い。

狂犬病の症例
潜伏期間は咬傷の部位によって大きく異なる。咬傷から侵入した狂犬病ウイルスは神経系を介して脳神経組織に到達し発病するが、その感染の速さは日に数ミリから数十ミリと言われている。したがって顔を噛まれるよりも足先を噛まれるほうが咬傷後の処置の日数を稼ぐことが可能となる。脳組織に近い傷ほど潜伏期間は短く、2 週間程度。遠位部では数か月以上、きわめてまれには7年という記録もある。 前駆期には風邪に似た症状のほか、咬傷部位にかゆみ(掻痒感)、熱感などがみられる。急性期には不安感、恐水症状(水などの液体の嚥下によって嚥下筋が痙攣し、強い痛みを感じるため、水を極端に恐れるようになる症状)、興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状が現れ、その2日から7日後に昏睡期に至り、呼吸障害によって死亡する。

犬に噛まれた時の処置
咬傷を受けたら、まず傷口を石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒すること。狂犬病ウイルスは弱いウイルスなので、これで大半は死滅する。そしてすぐにワクチン接種を開始すること。事前に予防接種をしていなければ合計6回、していれば2回接種する。 この接種は潜伏期間内に必要回数を受けなければならず、咬傷部位によっては接種回数が間に合わず発病に至ってしまうケースもある。また、WHOでは初回接種時に狂犬病免疫グロブリンを併用することを推奨しているが、日本国内では未認可のため入手不可能で、外国でも一部地域を除き入手困難な場合が多い。いずれにしても大事なことは、まず直ちに洗浄消毒することである。

狂犬病の予防
狂犬病は発病後の死亡率がほぼ100%で、治療法はない。
ただし、ワクチン接種によって予防が可能である。これはヒト以外の哺乳類でも同様であり、そのため日本では狂犬病予防法によって飼い犬の登録と飼い犬へのワクチン接種が義務化されている。発生国への渡航前のワクチン接種、及び発病前(海外で感染の疑いがある動物に咬まれて帰国した際など)の治療としておよび抗ウイルス抗体(抗狂犬病免疫グロブリン製剤)の投与により発症阻止が図られる。日本国内では抗狂犬病免疫グロブリン製剤が承認されていないので、入手はほとんど不可能である。
海外旅行へ行った際には日本国内と同じ感覚で現地の動物に手を出さないようにすることが重要である。

 愛犬についても外国から輸入される哺乳類のペットが感染していないとも 限りません。愛犬を安楽死にさせないためにも、予防接種は必ず受けるよう にしましょう。


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